2009エジプト旅行

3日目 11月27日(金)午後 ルクソール東岸観光

E:エジプト時間

 午後1時を過ぎてレストランへと向かって走り出した。再びナイル川を渡りルクソール市内へ向かう。

3b-1 【動画】ナイル川東岸を北上(E13:25、分秒)

 朝来た道を逆向きにナイル川東岸をルクソール市内へ向かって北上中。この日はバスの右側に乗っていたので帰りはナイル川と反対側が見える。ナイル川に近いので田園地帯が広がっている。
韓国料理レストラン

3b-2 韓国料理レストラン(E13:34)

 今日の昼食はなぜか韓国料理。このレストランに入った。
韓国料理とSAKARAビール

3b-3 韓国料理とSAKARAビール(E13:53)

 韓国料理には詳しくないので典型的な韓国料理かどうかはわからない。特に真ん中のジャガイモ入りみそ汁のようなものは謎だが・・・。手前にあるのは確かにキムチだ。
 今回はエジプトのもう一つの代表的ビールであるSAKARAを飲んでみた。これも飲みやすい味だった。
新婚カップルに記念品贈呈

3b-4 新婚カップルに記念品贈呈(E13:54)

 新婚旅行で参加しているカップルがいて記念品贈呈が行われた(誕生日も重なっていたのかも)。
店内の絵

3b-5 店内の絵(E14:20)

 韓国料理レストランなのだけど、背後の壁にはツタンカーメンとネフェルティティの絵が描かれていてエジプト風。
カルトゥーシュ店

3b-6 カルトゥーシュ店(E14:35)

 食後はカルトゥーシュ店のPHILIPPEへ立ち寄り。
カルトゥーシュ

3b-7 カルトゥーシュ(E14:37)

 真ん中にあるのが18金のカルトゥーシュ。他にも色々なアクセサリーを売っている。
 ここでは予定通り家内への土産にカルトゥーシュとアンクのペンダントヘッドを1個ずつ購入した(お土産編参照)。値段が安ければ自分用にももう1個欲しいところだったが、金相場高騰のせいもあるのかとっても高いのであっさり断念。しかし金相場と重量で原価を計算するとかなりの価格交渉余地があったようにも思える。
 今回のツアーは全般に観光に十分に時間をかけ(これは結構なことだが)ショッピングの時間は少な目だったように思う。

3b-8 【動画】カルナック神殿近く(E15:03、分秒)

 カルトゥーシュは名前を入れる加工に時間がかかるので後から届けるという話に一抹の不安を残しつつカルナック神殿へと向かった。
 ここはすでにカルナック神殿の近くだと思う。
カルナック神殿の模型

3b-9 カルナック神殿の模型(E15:08)

 カルナック神殿にも入り口に建物があり、中に模型があった。カルナック神殿はアメン神殿、ムート神殿、メンチェ神殿などから構成される神殿群で観光スポットとなっているのはこのアメン神殿である。アメン神殿自体がエジプトで最大規模の遺跡とされている。
 この写真はスフィンクス参道の方から第1〜6塔門方向を見たところ。模型は右側に第7〜10塔門も作られている。復元模型なので第2塔門から先も綺麗に作ってあるが現実にはかなり崩れているので比較してみると面白い。
カルナック神殿前の広場

3b-10 カルナック神殿前の広場(E15:14)

 建物を出て広場を神殿に向かって歩いて行く。この写真の右斜め後方に神殿がある。
高解像度画像
カルナック神殿第1塔門

3b-11 カルナック神殿第1塔門(E15:17)

 第1塔門近くにやってきた。左右に羊顔のスフィンクスが並んで参道になっている。
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セティ2世のオベリスク

3b-12 セティ2世のオベリスク(E15:17)

 第1塔門外の右側にセティ2世のオベリスクがある。高さ7mほどで小さめ。
右側のスフィンクス列

3b-13 右側のスフィンクス列(E15:17)

 参道右側のスフィンクス列。
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左側のスフィンクス列

3b-14 左側のスフィンクス列(E15:19)

 こちらは左側。どれもどこか損傷を受けていて完全なものが無いようだ。足の間の像はラムセス2世らしい。
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セティ2世神殿

3b-15 セティ2世神殿(E15:23)

 第1塔門を入ると左手にセティ2世神殿がある。3つの入り口があって、左側から順にムート女神、アメン神、コンス神の礼拝堂になっている。
アメン神礼拝堂のレリーフ

3b-16 アメン神礼拝堂のレリーフ(E15:25)

 これは真ん中のアメン神礼拝堂の壁面のレリーフ。羊が描かれている。アメン神はしばしば羊の姿で描かれるそうなので、これもアメン神を表しているのだろう。ということは外にあった羊顔のスフィンクス列もアメン神ということか?。
第1塔門内側の日干し煉瓦

3b-17 第1塔門内側の日干し煉瓦(E15:25)

 第1塔門内右側には日干し煉瓦が積まれている。これは建設中に積まれたものが残っていると言うのだが・・・。このようにして塔門を作ったのは理解できるが、ここだけ何千年もこんな状態で残っているのは不可解な気もする。
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中庭のスフィンクス列

3b-18 中庭のスフィンクス列(E15:26)

 中庭内にも羊顔のスフィンクスが並んでいる。これは中庭内右側、日干し煉瓦の山の左手。
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第2塔門

3b-19 第2塔門(E15:26)

 第2塔門方向の眺め。模型と比べると塔門自体が一部を残して崩れているし、中庭にあったタハルコ王のキオスクの10本の列柱も上まで伸びているのは1本だけだ。左右1対の像はラムセス2世だが、左側はパネジェム1世が名前を書き換えたのでパネジェムの巨像と呼ばれている。
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中庭右側のラムセス3世神殿入り口

3b-20 中庭右側のラムセス3世神殿入り口(E15:29)

 中庭奥の右側にラムセス3世神殿の入り口がある。内部の写真は帰りに撮影。
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大列柱室1

3b-21 大列柱室1(E15:34)

 第2塔門を通過して大列柱室へ。全部で134本あるという。さすがに壮観な眺めだ。ここに見えるのは中央の12本の開花式パピルス柱で高さ21mだそうだ。
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大列柱室2

3b-22 大列柱室2(E15:36)

 大列柱の根本部分。太さもスゴイ。
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大列柱室3

3b-23 大列柱室3(E15:37)

 列柱の上部。手前側のが高さ21mの開花式パピルス柱で向こう側が高さ15mの閉花式パピルス柱。原初の海にパピルスが茂る様子を表しているのだとか。柱の上にも構造物があるので屋根か2階部分が乗っていたのだろう。
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 ガイドブックによると大列柱室の両側の壁面にはラムセス2世のカディッシュの戦いやセティ1世の勝利のレリーフがあるのだが、大列柱に圧倒されつつ真っ直ぐ通り抜けてしまい見損なってしまった。
2本のオベリスク

3b-24 2本のオベリスク(E15:39)

 大列柱室の先の第3塔門跡のあたりに進むと2本のオベリスクが見えてくる。右手前側がトトメス1世のオベリスクで左奥側がハトシェプスト女王のオベリスクだ。2本のオベリスクの間にあるのが第4塔門の残骸。
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トトメス1世のオベリスク

3b-25 トトメス1世のオベリスク(E15:39)

 トトメス1世のオベリスクの上部のアップ。カルトゥーシュや他のヒエログリフが彫られている。
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ハトシェプスト女王のオベリスク

3b-26 ハトシェプスト女王のオベリスク(E15:39)

 ハトシェプスト女王のオベリスクの上部のアップ。ヒエログリフもあるがアメン神が沢山彫られているようだ。
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第7塔門方向

3b-27 第7塔門方向(E15:41)

 第3第4塔門の間から右側を見たところで、第7〜第10塔門へと続く出口が見える。
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至聖所方向

3b-28 至聖所方向(E15:42)

 奥へ進むと原型をとどめていないが第5第6塔門とその奥にプトレマイオス時代の至聖所が見えてくる。
第5塔門付近から振り返る

3b-29 第5塔門付近から振り返る(E15:44)

 第5塔門付近から振り返ったところで、トトメス1世のオベリスクとその先に大列柱室が見える。
 このあたりはかなりゴチャゴチャしている。
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上エジプトの柱

3b-30 上エジプトの柱(E15:46)

 第6塔門の近くには上エジプトの柱と下エジプトの柱が対になって立っている。これは上エジプトの柱でロータスが彫られている。
 ちなみに、上エジプトとはカイロ南部からアスワン辺りまでのナイル川流域地帯で、下エジプトはその北の地中海に至るまでのナイル川デルタ地帯。
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下エジプトの柱

3b-31 下エジプトの柱(E15:46)

 こちらは下エジプトの柱でパピルスが彫られている。
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至聖所内部

3b-32 至聖所内部(E15:50)

 遺跡の構造を正しく把握できていないが、ここがプトレマイオス時代の至聖所だとう。
至聖所内のレリーフ

3b-33 至聖所内のレリーフ(E15:48)

 至聖所内の壁面にはレリーフが彫られている。
至聖所付近

3b-34 至聖所付近(E15:53)

 至聖所付近で外に出たあたりの様子。右奥にトトメス1世のオベリスクが見えている。
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外からの眺め

3b-35 外からの眺め(E15:56)

 至聖所付近の瓦礫から広場に出て聖なる池方面に向かう途中で神殿を振り返ったところ。2本のオベリスクは綺麗に立っているが、まわりはやはり瓦礫だ。
スカラベの大石像

3b-36 スカラベの大石像(E16:01)

 大石像というほど大きいとは思わないが、本物のフンコロガシに比べれば巨大なことは間違いない。この周りを7回まわると願い事が叶うと言うので皆でまわっておいた。
 即物的に「○億円儲かりますように」と願ったと家に帰ってから話したら、「無事エジプトから日本に帰れますように」ぐらいにしておけ言われた。それはちょっと望みが低すぎないか?。
スカラベのアップ

3b-37 スカラベのアップ(E15:58)

 回りながら撮った大スカラベ像のアップ。
スカラベのお尻

3b-38 スカラベのお尻(E15:58)

 こちらはスカラベのお尻。
スカラベの頭

3b-39 スカラベの頭(E15:59)

 これは頭。台座に何やらレリーフが彫ってある。
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聖なる池

3b-40 聖なる池(E16:01)

 スカラベのそばには聖なる池がある。池の向こうは観客席になっていて夜の「カルナック神殿・音と光のショー」で使用される。
ハトシェプスト女王の倒れたオベリスク

3b-41 ハトシェプスト女王の倒れたオベリスク(E16:02)

 すぐそばにはハトシェプスト女王の倒れたオベリスクも鎮座している。元々2本対で立っていたもののもう1本である。まるでミサイルのようだ。
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神殿全景

3b-42 神殿全景(E16:05)

 自由行動になったので聖なる池の脇を通って奥の高台へ。ここからは全景を見渡すことができる。
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トトメス3世祝祭殿の内部

3b-43 トトメス3世祝祭殿の内部(E16:11)

 カルナック神殿の一番奥はトトメス3世祝祭殿になっていて、ここへ裏側から入った。内部は鮮やかな色彩の壁画が残っている。
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トトメス3世祝祭殿

3b-44 トトメス3世祝祭殿(E16:12)

 神殿の入口へ向かって帰りながらトトメス3世祝祭殿を振り返って見たところ。建物の構造も比較的良く残っていることがわかる。
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ラムセス3世神殿内部

3b-45 ラムセス3世神殿内部(E16:18)

 第1中庭まで戻り、まだ見ていなかったラムセス3世神殿の中に入ってみた。ラムセス3世像が沢山並んでいる。
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第1塔門裏側

3b-46 第1塔門裏側(E16:18)

 最後に第1塔門裏側の全景。左側の日干し煉瓦の山はやはり中途半端な高さだと思うのだが・・・。なぜこれだけ何千年も残っていたのだろうか。もしかしてこの中に財宝が隠されている?。
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 時間は既に16時を過ぎて日が暮れつつある。これからルクソール神殿に行くのに、ガイドのリハムさんは一度どこかで休憩してから行きましょうかなどと呑気な事を言っている。結局休憩なしになったが、後になって考えると中途半端な夕暮れ時に見るより日が暮れてライトアップされた神殿を見た方が良いということだったようだ。
ルクソール神殿第1塔門

3b-47 ルクソール神殿第1塔門(E16:45)

 ルクソール神殿にやってきた。これが第1塔門で2体の座像はラムセス2世。オベリスクが1本立っているが、もう1本はパリのコンコルド広場に運ばれてしまったというのは有名な話。
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ヒヒの像

3b-48 ヒヒの像(E16:46)

 オベリスク基台にはヒヒの像が彫られている。ヒヒは太陽神を崇拝すると考えられていたそうだ。
ラムセス2世の頭像

3b-49 ラムセス2世の頭像(E16:47)

 第1塔門前には元々6体のラムセス2世像があったそうなので、そのうちの1体のものなのだろう。
第1塔門内左側

3b-50 第1塔門内左側(E16:48)

 第1塔門を入っていくと左側に列柱が並んでいて、その先に異質な建物がある。これはアブー・エルハッジャージ・モスクと言うイスラム建築。詳しくは後ほど。
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第1塔門内右側

3b-51 第1塔門内右側(E16:48)

 第1塔門内右側にはトトメス3世の3つの礼拝堂がある。ここはオペトの祭りの際に、ムート女神、アメン神、コンス神の神輿を置く場所。
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ラムセス2世の中庭

3b-52 ラムセス2世の中庭(E16:51)

 第1塔門の先はラムセス2世の中庭になっていて、閉花式パピルス柱とラムセス2世像が並んでいる。
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ラムセス2世の座像

3b-53 ラムセス2世の座像(E16:51)

 ラムセス2世の中庭にはラムセス2世の立像がたくさん並んでいるが第2塔門前だけは座像が2体並んでいる。これは右側の形が整った方。2重王冠を被っている。
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第1塔門とイスラム建築

3b-54 第1塔門とイスラム建築(E16:53)

 第2塔門付近から第1塔門方向を振り返ったところで、右側にアブー・エルハッジャージ・モスク、左側にトトメス3世の3つの礼拝堂が見える。モスク建築時にはモスクの土台部分まで遺跡全体が埋もれていたそうだ。このモスクでは今でもラマダーンの前に祭りが行われるとのこと。
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ツタンカーメン王とアンケセナーメン王妃

3b-55 ツタンカーメン王とアンケセナーメン王妃(E16:53)

 第2塔門を入った所にはツタンカーメン王とアンケセナーメン王妃の像がある。
 このあたりで既に日が暮れつつあり照明が点きだした。第2塔門内の列柱室から先の様子はライトアップされた帰りに・・・。
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大列柱廊の開花式パピルス柱

3b-56 大列柱廊の開花式パピルス柱(E16:54)

 こちらは大列柱廊の開花式パピルス柱のアップ。高さは19m。
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アメンヘテプ3世の中庭の閉花式パピスル柱

3b-57 アメンヘテプ3世の中庭の閉花式パピスル柱(E16:58)

 アメンヘテプ3世の中庭の閉花式パピスル柱のアップ。上部がつぼみになっている。
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皇帝崇拝の場

3b-58 皇帝崇拝の場(E17:00)

 アメンヘテプ3世の中庭の奥は列柱室(写真は後ほど)になっていて、更にその先に皇帝崇拝の場、アレキサンダー大王の間、至聖所などがある。これは皇帝崇拝の場のあたりで、壁面にローマ風のフレスコ画が描かれている。
内部のレリーフ

3b-59 内部のレリーフ(E17:05)

 アレキサンダー大王の間か至聖所のあたりだと思うが、内部にはこのようなレリーフが彫られていた。
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奥の列柱

3b-60 奥の列柱(E17:10)

 神殿奥は部屋や列柱が入り組んでいる。これも奥の列柱の一部。
外の資材置き場?

3b-61 外の資材置き場?(E17:11)

 外に出てみると遺跡のパーツが積まれた資材置き場のような場所があった。何故か日本語でも立入禁止の立て看板が。勝手に入る人が多いのだろう。
どこかの部屋

3b-62 どこかの部屋(E17:12)

 至聖所のあたりだろうか。屋根が作られている。部屋と列柱が入り組んだ様子がわかると思う。
列柱室1

3b-63 列柱室1(E17:13)

 ライトアップされ始めたアメンヘテプ3世の中庭奥の列柱室。至聖所側から見たところ。ずっと先に大列柱廊も見える。
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大列柱廊

3b-64 大列柱廊(E17:14)

 こちらは大列柱廊。まだ明るさの残った青空と電球色にライトアップされた列柱のソフトな色調対比が美しい。
高解像度画像
列柱室

3b-65 列柱室(E17:14)

 大列柱廊付近から見たアメンヘテプ3世の中庭奥の列柱室。暗くなり照明が際だってきた。奥に見えるのは皇帝崇拝の場の円形ドーム。
高解像度画像
ラムセス2世座像

3b-66 ラムセス2世座像(E17:17)

 入口まで戻ってきた。ライトアップされた第1塔門前のラムセス2世座像。
高解像度画像
オベリスクと座像

3b-67 オベリスクと座像(E17:18)

 第1塔門前のオベリスクとラムセス2世座像。まだ空が青いのでなかなか美しい写真が撮れた。
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スフィンクス参道

3b-68 スフィンクス参道(E17:18)

 こちらは夕暮れのスフィンクス参道。スフィンクスもライトアップされている。
第1塔門全景

3b-69 第1塔門全景(E17:19)

 最後に第1塔門全景。昼のルクソール神殿は夕暮れで暗めだったが、夜のライトアップされた神殿も見ることができて良かったと思う。
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 この後、一度ホテルに戻り明日のスケジュールの説明を聞いた後、オプショナルツアー参加者だけで再びカルナック神殿へと向かった。参加者は6人ぐらいだったか?。マイクロバスで現地ガイドの人(男性)の案内で出発した。ビデオカメラは持ち込み有料と聞いていたので今回はカメラのみ持参。撮ろうと思えばカメラでも動画を撮れるのだが・・・。
チケット売り場

3b-70 チケット売り場(E18:18)

 「カルナック神殿・音と光のショー」のチケット売り場。そのまま「SOUND & LIGHT KARNAK SHOW」と記されている。
 この回はフランス語だったが全員に日本語の音声ガイドが渡された。もちろん帰りに回収する。
 夕食はショーの後だが何を食べるかここで決めた。3種類ぐらいあり迷った末、全員ミックスになった。ここで現地ガイドの人と別れ参加者だけで神殿へ向かった。終わったらまたチケット売り場前で待ち合わせだ。
夜の大列柱室

3b-71 夜の大列柱室(E18:58)

 第1塔門前に始まり、ストーリー仕立ての説明があって先に進み、また説明があってという展開。しかし、照明が暗くて撮影は大苦戦。オートの一種である風景モードだと、シャッター速度、絞り、感度を程良く調整してしまうので、どうしてもシャッター速度が1/2秒とか1秒(最長5秒!)とかになってしまいブレブレ。手ブレ補正機能でも歯が立たず。
 大列柱室まで来たところでマニュアルモードにすれば良いと気づいて設定変更した。マニュアルモードで絞り解放、シャッター速度は何とかブレない1/8に固定する。こうすると感度のみ自動調整されて最高ISO3200まで上昇する。これで写らなければデジイチの限界なのであきらめがつくし、大抵はRAWデータ現像時の調整で何とか見られる画像になるはずだ。
 ということで、この程度の写真は撮れるようになった。
ショーの映像1

3b-72 ショーの映像1(E19:14)

 どんどん奥に進んで最後は聖なる池の畔に設置された観客席に座り、遺跡に映し出される映像を見ながら更に話が展開していく。
 話の内容は日本語なので理解していたはずだがほとんど覚えていない^^;。エジプトの歴史に関するものだったことは確かだ。記憶にあるのは、とにかく風が強くて寒かったということだけだ。
 この場面は古代に人々が働き出した時代あたりか?。
ショーの映像2

3b-73 ショーの映像2(E19:15)

 これは星空を表しているのだろう。右上に月も映っている。
ショーの映像3

3b-74 ショーの映像3(E19:18)

 ファラオの出現だろうか。エジプトで象徴的な植物も登場している。池の中にも照明が点灯し演出はそれなりに凝っている。でも、遺跡流用のスクリーンが変則的な形であまり見易いとは言えないようだ。
ショーの映像4

3b-75 ショーの映像4(E19:23)

 これはブドウだろうか。豊富な作物を表しているのだろう。
ショーの映像5

3b-76 ショーの映像5(E19:29)

 最後の方では遺跡全体が明るくなったりする。
ショーの映像6

3b-77 ショーの映像6(E19:30)

 ヒエログリフが登場しているので神殿を造っているのかな(覚えていないので想像)。
夜の神殿前広場

3b-78 夜の神殿前広場(E19:46)

 ショーが終わって外に出てきたところ。人通りはほとんど無いが、神殿入口では次の回のショーを見る人が沢山並んでいた。
夜の第1塔門

3b-79 夜の第1塔門(E19:47)

 最後に第1塔門全体を撮影。こういうひっそりとした感じもなかなか趣がある。
高解像度画像

 この後、夕食のレストランへ。途中でガイドの人から注文してあったカルトゥーシュを渡された。現地ガイド同士というか現地旅行社内の連携はしっかりしているようだ。
色々ありの夕食

3b-80 色々ありの夕食(E20:30)

 またまた食べかけで失礼。ミックスにしたので色々なものが盛り合わせになっている。ここではビールではなくジュースを飲んだ。
 ここがどうだったか覚えていないが、エジプトはイスラム教国なのでアルコール類が出ないレストランも多かった。そういう場合、最初のうちはジュースにしていたが途中からはもっぱら補給を兼ねてミネラルウォーターを注文するようになった。
 ショーを見ても程々の時間にホテルに戻ることができ、ようやくゆっくり寝ることができる。とはいえ明日もモーニングコール5:30、荷物出し6:15、朝食は5:30からで出発7:00なので早起きが続く。

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