シルクロードの旅
3日目 8月21日 トルファン〜ウルムチ
3-1 緑州賓館のレストラン
朝食はさすがにウイグル民族料理ではないが、ウエイトレスは民族衣装を着ている。
3-2 朝のトルファン市内
道路の上には青空が広がり、沿道にはイスラム風建築が並んでいる。
3-3 イスラム教徒の墓地
町はずれには、独特の形の墓地があった。
3-4 ガソリンスタンド
ガソリンスタンドもイスラム風というのだろうか。なかなか奇抜なデザインだと思う。
3-5 ベゼクリクへの道
この日の最初の観光地は、火焔山山中にあるベゼクリク千仏洞である。以前は山の裏側から回り込んで、かなり時間がかかったそうだが、ほんの数日前にこの道が開通したお陰で短時間で行けるようになったそうだ。ここには孫悟空の像のようなものが作られていて、観光名所となるべく準備が進められているようである。
3-6
ベゼクリク千仏洞1
ベゼクリク千仏洞は、渓谷の断崖に洞窟が掘られている。このためすぐそばには川が流れ、木が生い茂っている。
3-7 ベゼクリク千仏洞2
ここでは、17窟(唐の時代)、20窟(10世紀)、27窟(11〜12世紀)、33窟(11世紀)、39窟(12世紀)、31窟(11世紀)の6窟を見学した。敦煌の莫高窟に比べると見劣りするのだろうけれど、莫高窟を見る前なので壁画はそれなりに感動的だった。
3-8 背後には火焔山
ベゼクリク千仏洞は火焔山の山中にあるので、背後には火焔山の赤茶けた山並みが迫っている。
3-9 高昌故城への道
火焔山を下って、次は高昌故城へと向かう。この写真は火焔山の方を振り返ったところ。トルファン郊外では、ロバ車が日常的な交通手段である。
3-10 高昌故城の城壁
しばらく走ると、高昌故城の城壁が見えてくる。高昌故城も周囲5Kmと広大である。
3-11 高昌故城
入り口を入って、ロバ車乗り場あたりから撮った写真。ここから城の中心部までは、ロバ車で行くことになる。
3-12 追いすがるロバ車
我々が乗ったロバ車の御者は、全く鞭もふるわずロバ任せだったので(それでもロバはけなげに走り続けるのだが)、後ろから来たロバ車に追い抜かれた。これは、後続のロバ車が迫ってくるところ。
ルックJTB中国フォトコンテスト入選作
「ロバ車レース」
(by Tk.Watanabe)
撮影者コメント:僕たちの乗っているロバ車は遅いので、後ろから次のロバ車が追いついてきて、とうとう追い越されてしまった。まるでレースをしているみたいだった。
3-13 宮城跡
約10分ほどで、城の中心部の宮城跡に着く。高昌故城では、ロバ車に乗ってここまで来て、ちょっと見物して写真を撮って、またロバ車で帰るというのがお決まりのコースとなっている。途中の城内の景色は、交河故城に比べると殺風景である。
3-14 ガイドのアミナさん
解説をするガイドの阿米娜(アミナ)さんと、添乗員の石田さん。阿米娜さんはウイグル族で、いずれ日本に留学したいと言っていた。高昌故城でネクタイを締めてロバ車に乗り、鳴沙山でネクタイを締めてラクダに乗るのは、日本の旅行社の添乗員だけではないかと思う。
3-15
仏像跡
高昌故城にも仏像が残っているが、ここも破壊されているようである。
3-16 ロバ車から
帰りのロバ車の中からの眺め。御者が、ここで出土したという古銭を買わないかと盛んに勧めてくる(買わなかったが)。途中、ロバ車に乗らずに城内を歩いている観光客を見かけたが、かなり距離があるので厳しいのではないだろうか。また、この車のロバは雌だそうで、すれ違った雄のロバが勝手にUターンして追いかけようとして、したたかに鞭を打たれて可哀想だった(乗っていた乗客は肝を冷やしただろうけど)。
3-17 アスターナ古墳群
次の観光地は、アスターナ古墳群。だだっ広いところに、所々穴があいていて、墓の中を見学することができる。ここでは、孔子の教えが壁面に書かれた墓、外国商人の墓、男女のミイラが残る墓、の3カ所を見学した。真っ昼間の炎天下だから良いが、夜中に来てミイラを見たらさぞかし怖いことだろう。
3-18 火焔山遠望
アスターナ古墳群自体は、見るべき地上の景色が無いが、遠くに火焔山を望むことができる。
3-19
火焔山全景
昼食のためにトルファン市内に戻る途中で、火焔山を展望するためのパーキングに立ち寄った。そこで撮った火焔山全景である。と言っても、火焔山自体は100Kmに渡って続いているそうなので、ここから見える全景である。なかなか壮観な眺めである。]
3-20 火焔山での記念撮影
西遊記でも有名な火焔山を背景に記念写真を撮ると、シルクロードへやって来たという実感が沸いてくる。
3-21 民族舞踏
ここでは、ウイグル族の少女が民族音楽に合わせて民族舞踏を踊り、またラクダもいて観光客を乗せていた。建築用の煉瓦が準備されているので、何かを作ろうとしているようだ。もしかしたら、やがて大きな土産物屋ができて、賑やかな場所になるのかも知れない。
3-22 緑州賓館
昼食のため、再び緑州賓館へ戻ってきた。食後、時間があったので中庭に出てみたら、屋根付きベンチと池のようなものがあった。水は無かったが...。建物は、ホテルと言うより団地っぽく見える。
3-23 トルファンのバザール
食後はバザールを訪れた。バザールは自由市場と呼ぶ事もあるが、社会主義で統制された配給(?)システムに対して、自由に売買を行う場所といった意味でそのように呼ばれるらしい。要するに、日常必需品を買い求める地元の商店街であり、何でも売っている。
3-24 台所用品の店
鍋ややかん、包丁など、台所用品を売っている。お土産に買うものではないが...。
3-25 露天の干し葡萄売り場
ここで干し葡萄を買った。本当はもっと緑色のものが良かったのだが、衛生面で気になる点があったりして、結局この黄金色に輝く葡萄に辿り着いたのだ。最初3Kg買おうとしたが、ツアーの他のメンバも軒並み3Kgということなので、思い切って5Kgにした。これは正解で、帰国後3Kgをお土産に配り、1Kgを消費し、現在(11月末)まだ1Kg程度が冷蔵庫に残っている。ガイドのアミナさんを通訳に集団で値切り交渉をしていたところ、見物人が集まってきてこのような光景になった。この写真は、日本人は1人だけで他はすべてウイグル人である。ウイグルの人は目と眉毛の間隔が狭いのが特徴のようだ。
3-26 干し葡萄のアップ
この写真は、1800x1200で取り込んだ画像から360x240の部分を切り出したものである。この干し葡萄には、茎がかなり残っており食べる前に茎を取る作業が結構大変だった。干し葡萄の価格は1Kgあたり安いもので10元程度、高いもので40元程度である。この葡萄は最高級という触れ込みで、35元のものを値切って30元で買ったのだが、帰国後食べてみたら評判ほど甘くないようである(現地で味見をしたときは十分甘いと思ったが)。ただ、冷蔵庫で冷やしておいたところ、次第に甘くなって来たような気はする。
3-27 パン屋
現地の人々は、このようなパンを買って、夕食に食べるのであろう。このバザールでは、干し葡萄の他に、男性用ウイグル帽と小さなバッグ、それにウイグルナイフなどを買った。
3-28 再びウルムチへ
トルファンを後にして、一路ウルムチへ向かう。草原の中に黒い点々のように見えるのは羊の群である。
3-29 塩の湖
途中には塩の湖があり、付近には製塩工場もある。海から遠い地方ではあるが、塩の確保には困らないというわけだ。
3-30 ウルムチの遊園地
ウルムチへ到着。ウルムチは大都市だけあって、ジェットコースターや観覧車のある、本格的な遊園地がある。
3-31 バザールへの入り口
ウルムチでもバザールへ行った。トルファンのバザールに比べて、規模も大きく、品数も豊富で、人出も多い。「トルファンの干し葡萄」のようにトルファンに拘るのでなければ、ウルムチで買った方が良さそうである。
3-32 果物売り
露天で、採れたてのスイカやハミ瓜を売っている。安くて美味しいのだろうけど、毎回の食事がたっぷりあることもあり、買う機会は無かった。
3-33 毛皮
観光シーズンは暑いが、冬になれば終日氷点下の地方だけあって、毛皮や暖かそうな帽子なども売っている。
3-34
乾燥キノコと乾燥ヘビ
袋に満杯の、乾燥キノコと乾燥ヘビ(大中小)が置いてあった。食用と思われる。ヘビの袋には、産地直送のような意味の文字が見えるが、乾燥ヘビの産地とはどこであろうか。
3-35 ファーストフードコーナー?
パン屋だと思うが、バザールへ来た人がちょっと食べていく、ファーストフードコーナーみたいな所ではないだろうか。その向こうに見えるのは、ウイグルナイフの店。
3-36 賑わうバザール
狭い路地に様々な店が並び、大変賑わっている。このバザールでは、羊の革のベストと、ウイグルナイフをもう1本買った。
3-37 民族料理の夕食
夕食はホテル内ではなく、近くのレストランへ歩いて行った。新疆のレストランでは、席に着くと次々に料理が運ばれて来て、皿の2段重ね3段重ねは当たり前である。一方、取り皿は1枚しか貰えなくて、小さな1枚の皿ですべての料理を食べなければならない。水が貴重な地方ならではの風習であろうか。
3-38 ホリデイ・イン・ウルムチ
宿泊したホリデイ・イン・ウルムチ。高層ビルの多いウルムチでもひときわ目立つ建物だが、夜はライトアップされて美しく輝いている。
今日も長い1日だった。今回の旅は内容が盛り沢山で、もうずいぶん時間がたったような気がする。これでもまだ3日目で、まだあと5日もある。まだまだ先は長い。
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