2007地球の裏側ツアー

7日目 9月22日(土)[後編]マチュピチュから帰る

P:ペルー時間

 遺跡を出て、昼食はサンクチュアリ・ロッジのレストランへ入った。
マチュピチュのレストラン

7c-1 マチュピチュのレストラン(P14:16)

 ここがサンクチュアリ・ロッジのレストラン(写真は昼食後に撮影したもの)。遺跡入り口の真ん前にある。
 バイキング形式で一通り食べてみたが飲み物(ジュース類)やデザート(ケーキ類)も充実していたようだ。遺跡内を歩き続けて喉が乾いていたのでジュースを何杯も飲んだ。
 レストラン内は当然トイレ無料。

7c-2【動画】音楽演奏(P13:42)

 昼食は音楽の生演奏付き。窓からワイナピチュが見える。
外には何もない

7c-3 外には何もない(P14:17)

 外に土産物屋がありそうに見えたので昼食後出てみたのだが、アルパカの店1軒と絵葉書などを売っている小さな露天が1軒だけで、すぐにやることがなくなってしまった。レストランは入店時にチケットを渡す形式なのでもう入れないしで、付近をウロウロ。
 ここは待合所兼休憩所で、この左手にアルパカの店がある。でも、こんな標高も価格も高いところで買う気もないので一瞬で出てしまった。
バス乗り場

7c-4 バス乗り場(P14:19)

 こちらがバス乗り場。来たときにバスを降りたところでもある。
ベンツのバス

7c-5 ベンツのバス(P14:30)

 バスを良く見たら何とベンツだった。でも後で調べたら日本でも少数ながらベンツの観光バスが走っていて、ベンツはバスもトラックもクレーン車も作っているらしい。
グッバイボーイ1

7c-6 グッバイボーイ1(P14:41)

 バスが走り出すと早速グッバイボーイが現れた。時々現れてはグッバーイ(とは聞こえなかったけど)と叫んでいる。同じ子供が坂道を直線的に駆け下りて先回りしているそうだ。
グッバイボーイ2

7c-7 グッバイボーイ2(P14:54)

 麓に着くとちゃっかりチップをねだりにバスに乗り込んで来る。どうやらバス会社との共同企画(?)のようだ。
 1ソルあげて写真を撮った。
 アグアス・カリエンテスには3時前に着いて列車の時刻は3時55分なので、40分ほど自由時間になった。
 土産物街を歩き回って、それぞれの専門店でインカ風帽子、サンポーニャ、チェス盤を買い、明日に備えてミネラルウォーターも買っておいた。
 ここのミネラルウォーターは安くて600ml超のもの1本1ドルしなかったと思う。日本のミネラルウォーターは500mlなので、そのつもりで現地で買うと大きくてバッグに入らないということになるので注意が必要だ。
お菓子のサービス

7c-8 お菓子のサービス(P16:41)

 列車に乗ってしばらくすると、お菓子と飲み物のサービスがある。
 列車自体は来たときと同じなので写真を撮ることもなく、疲れているのでウトウトモードに。
トウモロコシ畑と子供達

7c-9 トウモロコシ畑と子供達(P17:26)

 列車がノロノロ運転になったときに、トウモロコシ畑で遊ぶ子供達の前にさしかかった。サボテンも普通に生えている。
 外国人の乗客が子供達にお菓子を与えたりしていたが、列車に近付くと危険ということで乗務員から注意されていた。
リャマ使いの踊り

7c-10 リャマ使いの踊り(P17:48)

 かなり退屈していたところに突然変な人が乱入。これ列車のアトラクションでクスコの伝統舞踊「リャマ使いの踊り」だそうだ。
 縄をビュンビュン振り回しながら車内を行ったり来たり。すっかり目が覚めてしまった。
アルパカファッションショー

7c-11 アルパカファッションショー(P17:53)

 引き続きビートの効いた音楽に合わせてアルパカファッションショー。モデルは何と列車の乗務員だ。先ほどまで乗務員の制服を着ていた男女がいろいろなアルパカ製品を身につけて登場するので車内は大ウケ。[前編]の写真7a-4と比べてみると面白い。
ご挨拶

7c-12 ご挨拶(P18:10)

 ファッションショーが終わり、モデルとリャマ使いのご挨拶。この後アルパカの車内販売があり、ポンチョがなかなか良さそうに見えて値段も妥当だったので1枚買っておいた。
クスコの夜景1

7c-13 クスコの夜景1(P20:14)

 またしばらく走り、クスコに近付くと夜景が見えてきた。これは山の斜面の住宅街であろう。
クスコの夜景2

7c-14 クスコの夜景2(P20:20)

 これは市街地の周辺部あたりか?。スイッチバックを繰り返しながらノロノロ下って行くので、列車が止まった時が撮影のチャンス。
クスコの夜景3

7c-15 クスコの夜景3(P20:20)

 こちらが市街中心方面だろうか?。
 夜8時半過ぎにサン・ペドロ駅に到着。帰りは4時間半以上かかったことになる。この列車の欠点は暖房が無いことで夜になるとまた寒くなっていた。あとトイレには一応簡単なラッチの鍵(棒を横にずらすやつ)がついているのだが、これの引っ掛かりが悪く押すと簡単に開いてしまうという問題があった。Aの車両もFの車両も同じだったので構造的な欠陥だと思う。トイレに入るときは注意が必要だ。
夕食のレストラン

7c-16 夕食のレストラン(P21:00)

 駅から直接レストランへ。ここで食事をしながらフォルクローレの演奏を聴く。
フォルクローレ1

7c-17 フォルクローレ1(P21:04)

 フォルクローレは3部からなり、レストラン到着時は第1部の終わり頃。第2部はすべて聴いて帰る予定だ。
 本物のサンポーニャは土産物用とは違い大きい。しかもこういうのを数個使い分けている。
クイとアルパカ

7c-18 クイとアルパカ(P21:05)

 料理は前菜コーナーとメインコーナーに分かれていたが、どちらにも肉と野菜があって区別が良く分からない。
 これはメインコーナーにあったクイ(ネズミの一種)とアルパカ。左がクイで右がアルパカだ(但し1かけら鶏肉混入)。勇気を出してクイを食べてみたが、骨と皮ばかりで食べるところが少なかった。

7c-19【動画】フォルクローレ2(P21:09)

 フォルクローレはやはり音付きの動画で。これは第2部の始まりの方だったと思う。

7c-20【動画】フォルクローレ3(P21:29)

 途中でいろいろな曲のメドレーが登場。

7c-21【動画】フォルクローレ4(P21:34)

 最後は「コンドルは飛んでいく」を全曲収録。
フォルクローレのCD

7c-22 フォルクローレのCD

 演奏後CDを販売していたので1枚買っておいた。15ドル。演奏者自ら販売ということでサインしてもらった。
演奏者と記念写真

7c-23 演奏者と記念写真(P21:46)

 更に一緒に記念写真も撮影。
 フォルクローレは第3部もあるが遅くなるのでホテルへ帰った。
 旅のメインイベントも終わり、まだリマ観光が残っているものの明日は飛行機を3回乗り継いで一気に帰国だ。モーニングコール4時45分、バゲージダウン5時半、出発6時10分と最後までハードスケジュールである。

この日の標高の変化

 時刻   0分  15分  30分  45分 
P 5時3310m3305m3295m3305m
P 6時3370m3365m3450m3540m
P 7時3560m3430m3310m3260m
P 8時3230m3045m2835m2755m
P 9時2725m2645m2435m2260m
P10時2115m2030m1960m2340m
P11時2405m2465m2475m2475m
P12時2475m2445m2430m2445m
P13時2425m2420m2425m2430m
P14時2425m2430m2425m2165m
P15時2080m2070m2070m2070m
P16時2070m2180m2310m2460m
P17時2615m2760m2765m2800m
P18時2865m3035m3160m3270m
P19時3295m3350m3445m3530m
P20時3585m3460m3395m3375m
P21時3370m3370m3370m3365m
P22時3295m3310m3310m3305m
P23時3310m               

 列車で走った一番高いところで3570m程度、アグアス・カリエンテスが2000mちょうどぐらい。遺跡の入り口が2400mで、一番高いところで2475mといったところだ。

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