睡眠1時間半と厳しい状況に追い込まれたが、今回の旅行はこれからが本番である。見所は何と言っても1番マチュピチュ、2番ナスカの地上絵、3番インカ帝国の首都クスコであろう。アルゼンチンは、地球の裏側に近いという大きな意味がありイグアスの滝もそれなりに良かったけど、やっぱりオマケに過ぎない。
旅行中、時差ボケ対策で睡眠導入剤(マイスリー)を使用し昼間はリポビタンゴールドでパワーを維持していたが、前夜はさすがに起きられないとマズイのでマイスリーは止めておいた。でも、短時間ながら熟睡できたので頭は意外とシャキッとしている。
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ホテルを6時半に出発して空港へ向かう。昼間のリマの街を見るのはこれが初めてだ。このあたりだけかも知れないが、配色がカラフルでブエノスアイレスのカミニートみたいな感じである。
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5-2 手入れされた植え込み(P06:48)
路地を覗くと良く手入れされた植え込みが見える。このあたりはかなりマトモな住宅街なのかも知れない。
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5-3 ホルヘ・チャベス国際空港(P06:57)
これから数日、足繁く通うことになったホルヘ・チャベス国際空港に到着。
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5-4 リマのバス(P06:57)
これも10+1人には大き過ぎるバス。
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5-5 待合室(P07:40)
チェックイン、セキュリティチェックの後、この待合室へ。ここの売店で添乗員のMさんにそそのかされた息子がコカキャンディを買っていた。
いつも空港2階で手続き待ちの時に若干自由時間があり、アルパカ製品などの買い物をしていたのだが(アルパカ111の店もある)、そちらの写真は撮ってなかった。
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5-6 イカ行きは8時発(P07:40)
イカ行きアエロコンドル1650便は8時発。イカの視界が悪いと出発しないので遅れることが多いらしいが、まもなく搭乗となった。
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5-7 行きは後方座席(P08:30)
座席は自由なので行きは一番後ろに座ってみた。エンジンは見えるが、まあまあ視界は良さそう。機体をあまり良く見ずに乗ってしまったがANTONOV AN24-RVと言うプロペラ機である。
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5-8 イカ行き搭乗券
左がイカ行きの搭乗券。右がナスカ地上絵観光のセスナの搭乗券。
帰りは搭乗券をもらわなかったと思う。たぶん添乗員のMさんが全員分持っていてぞろぞろと乗っただけ。砂漠の中の空港で来た人は全員飛行機に乗って帰らざるを得ないのだから、それで良いのかも知れない。
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5-9 変わった飛行機(P8:43)
滑走路に向かう途中には変わった飛行機がたくさんとまっている。軍用機だろうと思うが、宮崎アニメに出てきそうな形の飛行機が本当にあるのが面白い。
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5-10 リマの街(P08:46)
離陸直後一瞬見えたリマの街。すぐに雲に隠れて見えなくなってしまった。
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5-11 ANTONOV AN24-RVの機内(P09:00)
ANTONOV AN24-RVの機内の様子である。横4列で48人乗り。何となく機体が古い感じ。機内を虫が飛んでいたりする。離陸前はエンジン音がうるさかったが、飛行中はそうでもなかった。
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5-12 インカコーラ(P09:10)
お菓子と飲み物が出たのでさっそくインカコーラを飲んでみた。色が派手ですごい。味はただ甘いだけだったような...。
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5-13 砂漠(P09:21)
イカに近付くと砂漠が見えてくる。いつの間にか天気も良くなっている。
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イカ空港に到着。これが乗ってきたANTONOV AN24-RVである。小さいがバランスの取れた形かも。
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5-15 空港の中庭(P09:34)
空港には売店やレストランなどがある。ここは中庭だが全般に小綺麗な施設だ。
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5-16 これに乗る(P09:52)
タイミング良く10:08のセスナに乗れることになった。Grand Caravanという機種で、添乗員も含めて11人全員乗れたので乗客12人乗りではないかと思う。
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5-17 操縦席(P10:05)
小さな飛行機なので操縦席もすぐ近く。大き目のセスナなので横3列になっており、真ん中はやや見にくいかも。両側とも見えるというメリットもあるが...。
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5-18【動画】離陸
ごく普通に離陸。空港周辺は砂漠だけでなく畑も広がっている。
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5-19 イカの街?(P10:12)
これはイカの街だと思うが意外と大きい。
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セスナの座席にあった地上絵マップ。下の方から入って時計回りに回っていくことになる。
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5-21 三角形1(P10:37)
30分ほど飛ぶと、まず三角形がたくさん見えてくる。
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5-22 三角形2(P10:38)
これは入り組んだ三角形や直線。こういうのは見やすいのだが...。
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こちらは三角形の先に線が伸びているので宇宙人の滑走路とか言うやつだと思う。
ナスカではほとんど雨が降らないとのことだが、この写真には水が流れた跡が写っている。異常気象で大雨になったりしたら、地上絵が一夜にして消えてしまうのではないだろうか?。
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5-24【動画】三角形3
三角形のあたりの動画。星というのは良く分からないが入り組んだ三角形か?。
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5-25 急旋回(P10:41)
地上絵観光では、左右の窓から均等に見えるように急旋回を繰り返す。このため前を見るといつもこんな感じだ。
うっかり傾いた地平線や窓一杯に広がる青空を見たりするとクラッと来ること請け合いなので注意が必要。早々にダウンしてしまった方もいたようだった。酔わないコツは常に水平な気持ちで地上側を凝視していることだと思う。
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5-26 宇宙人(P10:43)
宇宙人と説明していたが宇宙飛行士か?。このあたりから絵が小さく、キョロキョロ探してとりあえず写真は撮ったけどどこだ?、という状況に陥っていく。
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5-27 サル(P10:47)
この写真では何とか見えるが、絵が小さく線が薄くなっているので実際に見るのは難しい。
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5-28 サル全体写真(P10:47)
上のサルは、実はこの写真の枠の部分を切り出して強調処理したものである。パッと見た感じだとこの写真のように見えるので見落としがちだ。特に写真を撮りながらだと難しく、自分の目で見たいのなら見る事に専念する必要があるだろう。
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5-29 イヌ(P10:47)
これはサルよりも更に小さく淡い。写真を調べて発見できたが、同じツアーで見えた人がいたとは思えないのだが...。
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5-30 コンドル(P10:49)
これはやや大きめだが相変わらず淡い。この写真もかなり強調してある。地上絵は年々薄くなっているらしいので、もっと早く来た方が良かったかも。
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5-31 クモ(P10:49)
これも小さくて薄いうえに付近をクルマが走った跡があり危うい。完全に消えてしまわないうちに復元(溝の堀直し)をした方が良いのではないか?。他の世界遺産で復元作業が行われているものも多いことだし。
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5-32 ハチドリ(P10:53)
これはやや高台にあるせいか保存状況が良くハッキリ見ることができた。
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5-33 フラミンゴの胴体(P10:54)
フラミンゴはジグザグの首が長いため1枚の写真に収まらない。これが胴体から尻尾にかけての部分。
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5-34 クルマに荒らされた跡(P10:54)
ハイウェイの近くということもあり、このあたりはクルマの跡で荒らされまくっている。地上絵の付近までタイヤの跡がついているところもあり、いかにして保護するか深刻な問題だ。
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5-35 木と手(P10:54)
ハイウェイ近くにミラドール(観測塔)があり、左側に木が、右側に手が見える。
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5-36 オウム(P10:55)
幾何学模様と重なって見にくいが、オウムのような嘴が見える。
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5-37【動画】フラミンゴからオウム
動画では地上絵はほとんどわからないと思うが、地上絵観光の雰囲気は味わえると思う。
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5-38【動画】着陸
再び30分ほど飛んで着陸。滑走路全体が見える高度から一気に急降下(?)し地上スレスレで水平飛行に入ってと、なかなかダイナミックな着陸だった。
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5-39 搭乗証明書
これは地上絵観光のセスナ搭乗証明書。全ての地上絵がちゃんと見えたわけではないが...。主要なものは何とか写真にだけは写っていて良かった。
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地上絵観光が早めに終わったので、昼食前に最近話題のサンドバギーツアーに参加することになった。参加費は1人25ドル。
バギーはこんなクルマ。ドアなどなく側面からよじ登る^^。
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5-41 すぐに砂漠(P11:35)
空港の敷地から走り出すとすぐに砂山が見えてくる。
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5-42【動画】サンドバギーによる疾走(P11:38)
山を乗り越え谷に突入し、砂漠の砂山をひたすら疾走する。爽快といえば爽快だ。カメラに砂が入ると故障の危険があるので、この日もコンデジをオールウェザーケースに入れて臨んだ。オールウェザーケース大活躍!。
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5-43【動画】一面の砂漠(P11:50)
15分ほど疾走し山の上で一休み。一面に本格的な砂漠が広がっている。
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5-44【動画】サンドボード1(P11:58)
今度は山の上からサンドボードでひと滑り。ボードに腹這いになって滑り降りる。足でブレーキをかけるのだが、そんな程度で止まるものではなく最初は結構恐い。
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5-45 サンドボート参加者一同(P12:01)
全員無事滑り終えて山の下で記念写真。この写真、私が撮影したので私は写っていない。
低解像度のうえ砂よけの黄色メガネも掛けているので顔が全然わからない(個人情報保護の点からは好都合)。
ツアー参加者の方々へ>
ご一報頂ければ元画像ファイル送ります。
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5-46【動画】サンドボード2(P12:06)
もう一度滑ろうということでバギーに乗ってまた山の上へ。今度は上から撮影。この動画でボードへの乗り方が良く分かると思う。 2回目なのでみな積極的な滑りとなり滑走距離競争実施。結果、ウチの息子が1位だった。
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5-47【動画】砂鉄で遊ぶ(P12:20)
サンドボードの後また砂漠を一回り走って、今度は砂鉄遊び。ここの砂は砂鉄が多く含まれているそうで磁石を使うと大量に集まる。これを腕に乗せて下で磁石を動かすと、まるで毛が生えたようにゾワゾワと動くわけだ。これがなかなかに不思議な感触で面白い。
サンドバギーではちょうど1時間遊んでいたようだ。約3000円だったが内容的には十分満足。
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5-48 空港周辺の市街地(P12:47)
サンドバギーから帰って休む間もなく昼食の場所へ移動。空港周辺の市街地だが、壊れた建物もあるようで8月の地震で被害を受けたのかも知れない。
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5-49 別世界(P13:34)
寂れた市街地から柵に囲まれた施設(ホテル?)に入るとそこは別世界だ。まさにリゾート地の高級ホテルといった感じだ。
こんなことで良いのかなとも思う。
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5-50 レストラン(P13:35)
プールの向こうの屋根の下が昼食を食べたレストランになっている。バイキングで食べ放題、フォルクローレの演奏付き。
但し、空中戦と砂漠ジェットコースターでまだ目が回っていて食欲は今ひとつ。
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5-51 コテージ?(P13:35)
ここの敷地は結構広い。向こうの方に見える白い建物群は宿泊用のコテージかも知れない。
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5-52 出土品?(P13:36)
施設内の通路には出土品と思しきものが展示されていた。
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5-53 イカを出発(P15:12)
別世界でゆったり過ごし2時半頃空港へ。お土産(地上絵トランプ、地上絵コースターなど)を買ったり、地上絵紹介ビデオをみたりしてから3時過ぎにイカを出発。
これがANTONOV AN24-RVのエンジン。大きな車輪が出ているが、これが飛行中はきれいに格納されてしまうから不思議だ。
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5-54 リマ近くの海岸(P16:07)
約1時間でリマへ。帰りは前の方に座ってみたのだが思いのほかエンジンが邪魔で眺めは良くなかった。また、後ろに比べて飛行中もエンジン音がうるさく体調もいまいち。セスナの急旋回のせいか急性飛行機恐怖症になってしまったようだ。 |
5-55【動画】シェラトン近く(P17:14)
ここはもうシェラトンホテルに近いと思うのだが、ホテルに近付くにつれて渋滞が激しくなりなかなか着かない。
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5-56 シェラトンホテル(P17:22)
ようやくシェラトンホテルに到着。中はきれいなホテルなのだが外装色が何とも味気ない。もう少し何とかならないものか。この付近のビルは皆こんな感じなので、何か規制があるのかも知れない。
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5-57 夕食は貸し切りレストランで日本食(P19:08)
夕食はホテルのレストランの別室みたいなところで日本食。他の客がいなくて貸し切りみたいだと思っていたら、最後まで我々だけだった。
日本食はかなりマトモで寿司なんか日本のいい加減な店より美味しかった。
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5-58 ホテルの部屋(P20:56)
宿泊したシェラトンホテルの部屋。同じシェラトンだがイグアスの方が好感が持てる気がする。
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5-59 格子の仕切り(P20:56)
部屋と洗面所の間が格子の仕切りになっているのがこの部屋の特徴。洒落ているけど誰かベッドで寝ている時に洗面所の電灯を点けると明かりが漏れてしまうのが問題だ。
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5-60 吹き抜け(P20:57)
ホテルの中央は巨大な吹き抜けになっている。確か西安のハイアット阿房宮も似たような構造だった。
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5-61 エントランス(P21:00)
エントランスは、さすがに五つ星ホテルの貫禄がある。
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5-62 レストラン(P21:01)
ここは普段、朝食や夕食を食べるレストラン。
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睡眠不足ながら何とかナスカの地上絵を乗り切った。明日はいよいよクスコへ。明日もモーニングコール5時、出発6時半とハードスケジュールが続く。
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