2011マヤ・アステカ紀行

2日目 9月12日(月)(メキシコ) メキシコシティ市内観光

M:メキシコ時間

 既にメキシコ時間では正午を過ぎ、あと3時間ほどで到着だ。日付変更線を越えたので2日目も同じ9月12日。
アメリカ大陸へ1

2-1 アメリカ大陸へ1(M12:18)

 この写真では飛行機の位置がわかりにくいが既にアメリカ大陸、それもメキシコに入ってきている。
アメリカ大陸へ2

2-2 アメリカ大陸へ2(M12:20)

 拡大マップ。カリフォルニア湾上空を飛行中。
B767機内

2-3 B767機内(M12:25)

 B767−200ERの機内の様子。
 家内が隣に座っていたメキシコに家族がいる日本人女性にメキシコの様子をいろいろと聞いていた。その中でメキシコ人はあまり働かず貧しい人が多いものの自殺する人や鬱病になる人はほぼ皆無だという話があった。日本人の方が平均的には経済的に恵まれていると思うのに自殺者は非常に多い。幸福とは一体何なのかと考えさせられる出来事だった。
昼食

2-4 昼食(M12:38)

 ここで食事になった。メインはオムレツとハムとハッシュドポテトでやや軽めの内容。時間的に昼食なのだろう。昼間なのでさすがにビールはなし。フルーツは充実していた。
 パンも配られていたが途中で無くなったのかパンは無し。まあ食べないから良いけど。
メキシコ中央高原へ1

2-5 メキシコ中央高原へ1(M13:44)

 更に1時間経過しメキシコ中央高原へと入ってきた。メキシコシティはもうすぐだ。  これは1段拡大のマップ。
メキシコ中央高原へ2

2-6 メキシコ中央高原へ2(M13:44)

 拡大マップ2。レオンに向かって飛行中。
メキシコ中央高原へ3

2-7 メキシコ中央高原へ3(M13:45)

 拡大マップ3。細かすぎて何が何やら。クルマのナビとしても使えそうな地図だ。
メキシコシティに到着

2-8 メキシコシティに到着(M14:43)

 14:30頃にメキシコシティ国際空港に着陸。これは降りてすぐに撮影した空港内の様子。
 Copa Airlinesは後で調べたらパナマを拠点として、アメリカ、中米、南米へ就航している航空会社だった。
[高解像度写真]
入国手続きへ

2-9 入国手続きへ(M14:45)

 空港内を進んで入国審査へ。入出国カードを渡すと出国カードを返してくれる。これを無くすと出国できないそうなので要注意。

 更にスーツケースを受け取って税関へ。X線検査の機械に入れるところで税関申告書(家族で1枚)を渡す。その後でボタンを押して青なら通過で赤なら中身のチェックなのだが幸い青だった。
 税関申告書はH.I.S.から貰ったものがスペイン語版でわかりにくく困っていたら、幸い機内で英語版も配っていたのでそちらを貰って使用した。
無事到着したスーツケース

2-10 無事到着したスーツケース(M15:08)

 2年前のエジプトではスーツケースが出てこなくて焦ったのでヒヤヒヤしていたけど今回は問題なし。
 この時点で鍵をかけても良かったのだが、途中トイレ立ち寄りなどで時間がかかり税関通過後の集合場所到着が最後になってしまい慌ただしくこのままバスへ積み込みとなった。
空港内の様子

2-11 空港内の様子(M15:23)

 空港内を歩いてバスの方へ向かう。まだ着陸後1時間経っていないのできわめて順調に進んでいると言えるのだろう。
空港を出てバスへ

2-12 空港を出てバスへ(M15:25)

 空港の建物から外へ出てこの先のバスに乗り込んだ。事前の天気予報ではメキシコシティは暴風雨かと心配だったが晴れ間もあり大丈夫そうだ。

2-13【動画】メキシコシティ市内と注意事項説明 (M15:32、4分4秒)

 バスに乗ると現地ガイドの鯰江さんと運転手のホセさんの紹介に続いて滞在中の注意事項の説明があった。鯰江さんはガイド暦30年の大ベテランだ(帰国後にネットでも調べた)。当初は武道の先生としてメキシコにやってきたとのこと。
メキシコシティ市内

2-14 メキシコシティ市内(M15:46)

 メキシコシティ市内を走り出して目に付くのが壁の落書き。ほとんど消してないようだ。モチーフとしては日本の落書きと同じなので、これは世界共通なのだろう。
[高解像度写真]

2-15 【動画】メキシコシティ市内走行中(M15:51、1分18秒)

 メキシコシティ市内を旧市街へ向かって走行中。この動画ではあまり分からないが、メキシコでは商用車も含めて日本より赤いクルマの割合が多かった。
アラメダ公園

2-16 アラメダ公園(M15:59)

 レフォルマ通りからファレス通りに入ってソカロ方面へ向かうとアラメダ公園に差し掛かる。
ベニート・ファレス記念碑

2-17 ベニート・ファレス記念碑(M15:59)

 アラメダ公園中央部にあるベニート・ファレス記念碑。ベニート・ファレスは先住民から選出された初のメキシコ大統領でメキシコで最も尊敬されている大統領とのこと。
ベジャス・アルテス宮殿

2-18 ベジャス・アルテス宮殿(M15:59)

 アラメダ公園の東側に隣接しているベジャス・アルテス宮殿。ここはメキシコ伝統舞踏の公演が行われている大劇場である。
[高解像度写真]

2-19 【動画】メキシコシティ市内をソカロへ向かう (M16:03、55秒)

 市街地からソカロ(中央広場)に入って行くところ。北西側からカテドラルをかすめて入って来た。左手広場の向こうに国立宮殿が見えてくる。
鯰江さんの説明を聞く

2-20 鯰江さんの説明を聞く(M16:08)

 バスを降りてまずはガイドの鯰江さんの説明を聞く。ここは広場の南東側で、背景の建物は特に名所旧跡では無い模様。
くつろぐ人々

2-21 くつろぐ人々(M16:08)

 歩道のベンチ(単に分離帯の縁石?)ではくつろぐ人々が。その後ろにはメキシコの歴史にまつわる像が設置されている。
アステカ建国にまつわる鷲の像

2-22 アステカ建国にまつわる鷲の像(M16:10)

 アステカ建国の基となった蛇をくわえてサボテンにとまった鷲の像。
 当初自分の土地を持たなかったアステカ人が、蛇をくわえた鷲がサボテンの上にとまった場所に国を作るべしとの予言に従い、テスココ湖の小島周辺を埋め立てて建国したと言う。これが「サボテンの岩の場所」という意味のテノチティトランという都市になったわけだ。
[高解像度写真]
メキシコ国旗

2-23 メキシコ国旗(M16:11)

 メキシコ国旗にもこの蛇をくわえてサボテンにとまった鷲が描かれている。
 アステカ人は途中から自分たちのことをメシカ(スペイン語でメヒコ、英語でメキシコ)と称していたそうなので、国名からも国旗からもアステカを正統に継承していると言えるのだろう。
地下鉄入り口

2-24 地下鉄入り口(M16:11)

 今回残念ながら乗る機会が無かった地下鉄の入り口。日本の場合とほぼ同じように見える。
竜舌蘭が植えられた分離帯

2-25 竜舌蘭が植えられた分離帯(M16:12)

 さすがメキシコだけあって道路の分離帯には竜舌蘭が植えられている。よく見るとウチワサボテンもある。
国立宮殿

2-26 国立宮殿(M16:12)

 道路を渡って国立宮殿前へ向かった。建物が大きいので広場の反対側に行かないと全体像がわからない。
[高解像度写真]
タクシー

2-27 タクシー(M16:12)

 メキシコのタクシーは都市によりデザインが統一されているとのこと。この沢山並んだ模様の意味はわからいが。
広場の向こうに見えるカテドラル

2-28 広場の向こうに見えるカテドラル(M16:14)

 カテドラルも大きいのでこのあたりから写真を撮っておかないと全体が写らない。
 全体がカテドラルのように見えたが右側はエル・サグラリオ教会と言う別の教会だ(帰国後調べてわかった)。
[高解像度写真]
国立宮殿の鐘

2-29 独立の鐘(M16:15)

 メキシコ独立革命は1810年9月16日にミゲル・イダルゴがドロレスの鐘を鳴らして決起したことに始まる。その時の鐘がここに移設されていて独立記念日に鳴らされるのだという。実際に独立したのはずっと後だが決起の9月16日が独立記念日になっている。
[高解像度写真]
鐘のアップ

2-30 鐘のアップ(M16:15)

 鐘を人が支える形になっている。
[高解像度写真]
ソカロ周辺の路地

2-31 ソカロ周辺の路地(M16:22)

 国立宮殿の前を通り過ぎて、カテドラル右側奥のテンプロ・マヨールへ向かって歩いている途中で見かけた路地。独立記念日が近いせいか露天の店も出て賑わっている。
傾いた建物

2-32 傾いた建物(M16:23)

 この建物、どう見ても道路側に傾いている。メキシコシティは湖を埋め立てて作った町なので地盤が弱い。ここもそのため傾いたのだろう。
[高解像度写真]
テンプロ・マヨール入口

2-33 テンプロ・マヨール入口(M16:25)

 テンプロ・マヨールはテノチティトランのメイン神殿の遺跡で、神殿の上に次々に神殿を被せて作った様子を輪切りにして見ることができる珍しい場所なのだが・・・。あまり見栄えがしないのかツアーでは中に入らないのが残念。
テンプロ・マヨール

2-34 テンプロ・マヨール(M16:26)

 神殿内には見学用の通路が作られている。でも中には誰もいない。もしかしたら月曜は開いてないのかも。
[高解像度写真]
テンプロ・マヨール中心部

2-35 テンプロ・マヨール中心部(M16:26)

 ピラミッドの一部かも知れない斜面や階段が見えるがよく分からない。ここにはトラロック神殿とウィツィロポチトリ神殿の2連神殿があったはず。
[高解像度写真]
テノチティトラン模型

2-36 テノチティトラン模型(M16:29)

 テンプロ・マヨールからカテドラル方面へ戻る途中にテノチティトランの模型が置かれている。湖に浮かぶ都市の全体像がわかる。この写真は北側から見た形になっている。
[高解像度写真]
テノチティトラン中心部

2-37 テノチティトラン中心部(M16:29)

 ここがテノチティトラン中心の神殿群。
トラテロルコ

2-38 トラテロルコ(M16:30)

 こちらはアステカ初期に一時独立都市であったトラテロルコの神殿群。アステカ繁栄期には大市場になり現在は三文化広場になっている場所だ。
エル・サグラリオ教会

2-39 エル・サグラリオ教会(M16:33)

 カテドラルに隣接しているエル・サグラリオ教会を近くから見たところ。18世紀に造られたメキシコ・バロック様式の教会である。
[高解像度写真]
メトロポリタン・カテドラル

2-40 メトロポリタン・カテドラル(M16:33)

 1563年着工(完成までに約250年)のメキシコのカトリック教会を統括する総本山。バロック様式で造られている。
[高解像度写真]
カテドラル内部

2-41 カテドラル内部(M16:45)

 カテドラル内部は天井が非常に高く比較的落ち着いた色調で荘厳な雰囲気を醸し出している。
[高解像度写真]
カテドラルの礼拝席

2-42 カテドラルの礼拝席(M16:45)

 今は礼拝が行われていないので休憩のため座っている人がちらほらいる程度。
[高解像度写真]
黒いキリスト像

2-43 黒いキリスト像(M16:43)

 黒いキリスト像がまつられている。由来についてはいろいろな説があるようだが、先住民への布教を目的としたものなのだろう。
パイプオルガン

2-44 パイプオルガン(M16:44)

 カテドラル内の中程には立派なパイプオルガンがある。
[高解像度写真]
祭壇

2-45 祭壇(M16:47)

 金ぴかの祭壇。こういう祭壇がいくつかあったと思う。
[高解像度写真]
ステンドグラス

2-46 ステンドグラス(M16:48)

 この教会のステンドグラスは派手なものではなく、黄色っぽい天然石を使用したものが多いそうだ。

2-47 【動画】カテドラル前の様子(M16:5129秒)

 カテドラルを出て周囲の様子を一回り撮影したもの。
ベンジャミン?

2-48 ベンジャミン?(M16:52)

 カテドラルの入り口付近にあった鉢植え。ベンジャミンかなと思うが幹を綺麗に編んであるのが面白い。
アステカ時代の構造物が見える

2-49 アステカ時代の構造物が見える(M16:54)

 空が反射してしまって見にくいが、カテドラルの前にはガラス張りのところがあってアステカ時代の構造物を見ることができる。アステカ時代の神殿などを破壊した上に教会を造ったわけだ。
ミニタクシー?

2-50 ミニタクシー?(M16:56)

 こういう面白い乗り物が走っていた。動力源はバイクだろうか?。
独立記念日の飾り付け

2-51 独立記念日の飾り付け(M16:58)

 広場には独立記念日のための巨大な飾り付けが設置されていた。
[高解像度写真]
メキシコシティでのバス

2-52 メキシコシティでのバス(M16:59)

 これがメキシコシティで乗っていたバス。本日の観光はこれにて終了でホテルへ向かう。
市内の路地

2-53 市内の路地(M17:05)

 途中で見かけた路地にも出店が沢山出ていた。
ガレリア・プラザに到着

2-54 ガレリア・プラザに到着(M17:23)

 ガレリア・プラザに到着し中からエントランスの方を見たところ。まだバスが停まっている。
ガレリア・プラザの部屋1

2-55 ガレリア・プラザの部屋1(M17:39)

 ホテルの部屋に到着。607号室。カメラのフードを取り忘れたため影が写ってしまったが気にしないと言うことで。
ガレリア・プラザの部屋2

2-56 ガレリア・プラザの部屋2(M17:39)

 まあ標準的なホテルなのだろう。
ガレリア・プラザのバスルーム

2-57 ガレリア・プラザのバスルーム(M17:40)

 このバスルームが問題で水の流れが非常に悪かった。一人入ると流れないので次が使用できない。
 添乗員の岡さんに言って翌日修理して貰ったのだが、排水に1時間かかっていたのが20分に短縮しただけだった。全然流れないわけではないのでもう諦めた・・・。
Kマート

2-58 Kマート(M18:31)

 ホテルを出て右に行った最初の角にKマートがある。近くにコンビニがあるのはミネラルウォーターなどを買うのには便利だ。
ガレリア・プラザ南西側

2-59 ガレリア・プラザ南西側(M18:16)

 Kマート前から振り返ったガレリア・プラザの南西側。
[高解像度写真]
セブンイレブン

2-60 セブンイレブン(M18:19)

 更に南にちょっと歩くとセブンイレブンがある。こちらの方が品揃えが若干良いのでもっぱらこちらで買い物をすることになった。
[高解像度写真]
インスルヘンテス市場

2-61 インスルヘンテス市場(M18:22)

 セブンイレブンから東に300mほどの所にあるインスルヘンテス市場まで行ってみた。あまり時間が無いし中は広そうなのでちょっと入ってみただけ。銀製品が充実した市場だそうだが、一般的な民芸品も色々売られていた。
フロレンシア通り

2-62 フロレンシア通り(M18:28)

 インスルヘンテス市場から戻って最初の角を右(北)へ。ここはフロレンシア通りと言うのだと思う。この先がレフォルマ通りで独立記念塔がある。
[高解像度写真]
ガレリア・プラザ南東側

2-63 ガレリア・プラザ南東側(M18:29)

 南東側から見たガレリア・プラザ。ちょっと変わったモニュメントが立っている。
[高解像度写真]
ガレリア・プラザの正面玄関

2-64 ガレリア・プラザの正面玄関(M18:31)

 こちらがガレリアプラザの正面玄関。この時はここを通り過ぎてもう一度セブンイレブンへ行ってミネラルウォーター等を買ってきた。
マルガリータ

2-65 マルガリータ(M19:06)

 ガレリア・プラザではソフトドリンクまたはマルガリータが飲めるチケットをくれたので、夕食の時にマルガリータを飲んでみた。不思議な色合いだが、こういう色のグレープフルーツジュースにテキーラを加えたものだろうか?。
ドリンクチケット

2-66 ドリンクチケット

 こちらがドリンクサービスのチケット。
スープ

2-67 スープ(M19:10)

 最初はスープ。
タコス料理

2-68 タコス料理(M19:21)

 こちらが本日のメインのタコス料理。トルティージャ、タコスはこれから毎回のように出てくることになる。
デザートとコーヒー

2-69 デザートとコーヒー(M19:33)

 最後はデザートのチョコレートクリームとコーヒー。ここではコーヒーも普通に美味しかったのだが・・・。
Modelo Light

2-70 Modelo Light(M20:16)

 メキシコ滞在中はビール三昧で楽しく過ごそうと言うことで、部屋に帰ってからもう一度セブンイレブンへ行きビールを買ってきた。まずはモデロ・ライト。行きの飛行機の中で飲んだコロナ・ライトは軽い味わいだったが、このモデロ・ライトは若干苦みのある味だった。
 2日目(観光1日目)は無事終了。明日は前半のメインイベントとも言うべきテオティワカンと人類学博物館だ。天気が良ければよいのだが。

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