中国旅行記と写真
3日目 5月2日 北京市内観光〜西安へ
3-1 再びホテルの窓から
この日は朝から上天気であった。北京の環状道路はこのように立体交差になっている。どこかに行く時には、立体交差を何ヶ所もぐるぐると回るので、すぐに方向がわからなくなってしまう。本日の北京市内観光は、午前中に故宮を訪れ、昼食後に天壇公園と天安門広場を回る。
3-2 北京市民の朝食
北京市民は、早朝から公園に集まり、太極拳をやったりダンスを踊ったりしている。朝の公園は市民の社交場である。その後、こういった店で朝食をとり職場に向かうとのことだ。中華料理は手間がかかるので、若い人はほとんど三食とも外食だそうだ。
3-3 北京飯店と北京貴賓楼飯店
市の中心部にある北京飯店と北京貴賓楼飯店。いずれも北京を代表する高級ホテルである。天安門広場や故宮はこの近くにある。
3-4 故宮近くの床屋
この写真は、バスを降りて故宮の入り口に向かって筒子河(故宮の回りのお壕)に沿って歩いている時に撮ったもの。中国では、床屋は露天が一般的らしく、このような光景は何度も目撃した。
3-5 故宮入り口の午門
ここが故宮の入り口となっている午門である。実はもっと外に天安門と端門があるが、入場券を買って入るのはこの門である。
3-6 照和門
3-7 太和門
3-8 協和門
照和門、太和門、協和門の3つの門はコの字型に配置されており、3-6,7,8の3枚の写真を横に並べると、左から右へ一続きのものとして捉えることができる。正面の太和門を入ると太和殿へと進むことになるが、照和門は武英殿へ、協和門は文華殿へと続いている。
3-9
弘義閣と右翼門
3-10
太和殿
3-11
左翼門と休仁閣
3-9,10,11の写真も一続きになっている。太和殿は現存する中国最大の木造建築で、皇帝の即位の式典、遠征の出師の儀などが行われた。この奥に、中和殿と保和殿がある。
3-12 太和殿から見た太和門
太和殿から太和門を振り返って見たところ。太和門の向こうに、午門横の楼閣が見えている。
3-13 中和殿
保和殿側から見た中和殿である。中和殿は、太和殿での国家行事の休憩場所であった。また、保和殿では、科挙の最後の試験が行われた。
3-14 乾清門と内廷
左側が乾清門で、この中が内廷である。遥か向こうに、1日目に登った景山公園が見える。この日の観光では内廷へは入らずに東側へ進んだ。
3-15 景運門
乾清門前から東側へ出る景運門の下である、と思われる。実はこのあたりから、どこを歩いているのか正確に把握できなくなっていた(^^。
3-16 九龍壁
故宮東側部分の入り口にある九龍壁である。ここから先は、床を傷めないよう靴の外に特殊なサンダルを装着しなければならない。
3-17 寧寿門?
皇極殿の入り口にある寧寿門あたりだと思うが、定かではない。
3-18 珍宝殿?
これも、恐らく珍宝殿と思われる建物。
3-19 楽器の一種
宝物のほとんどは台湾の故宮博物館に運ばれてしまい、ここにはあまり残ってないそうだが、それでもこのようなものは陳列されている。これは宮廷で使っていた楽器の一種である。
3-20 珍宝殿内部
数はそれほど多くないが、いろいろな宝物が展示されている。
3-21 珍宝殿付近
珍宝殿付近の様子である。楽寿堂あたりだろうか?。
3-22 珍妃井
かつて珍妃が、この井戸に突き落とされて殺されたと言う。中国版お菊井戸といったところである。
3-23 三重の街路樹
ここは中間が駐車場になっているが、車、自転車、人それぞれの通行量が多いこともあり、車道と自転車道の間、自転車道と歩道の間にそれぞれ街路樹が植えてある箇所もあった。
3-24 結婚式の車
昼食をとったレストランに止っていた結婚式の車。
3-25 天壇公園
天壇公園は北京市の南側にあり、故宮の3倍の広さがある。あまりに広いので中心部までバスで入って行った。北京には故宮を取り巻く形で、東西南北に、日壇、月壇、天壇、地壇の4つの公園がある。
3-26
祈年殿
天壇公園内にある祈年堂である。天壇公園のシンボルとなっている。
3-27 七十七長廊付近
祈年堂から伸びる七十七長廊のあたりだと思われる。このような落ち着いた庭が広がっている。
3-28 天安門広場
ここが天安門広場である。さすがに広い。世界各国の観光客や凧を上げる地元の子供連れなどでごった返していた。
3-29
天安門
天安門には毛沢東の肖像が飾られている。屋根に凧が引っ掛かっている。
3-30 孫文の肖像
天安門の毛沢東と向かい合って、人民英雄記念碑の前に孫文の肖像が飾られている。これは、昨年登場したそうである。
3-31 黄河上空の夕焼け
この日は夕方5時頃に北京空港を出発して西安へ向かうはずだったが、飛行機のトラブルのため出発が約2時間遅れてしまった。この写真は夜8時頃に撮影した黄河上空の夕焼けである。中国では全土で北京時間を使用しているので、西の方に行くと夜遅くまで明るいことになる。この日の夕食は、夜の10時半からとなった。
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