中国旅行記と写真

2日目 5月1日 万里の長城へ

ホテルの窓から

2-1 ホテルの窓から

 宿泊したグロリアプラザホテルの窓から見た北京の街である。北京駅はこの近くにある。この日の朝、起きて外を見たら、ざあざあ降りの雨だった。雨の中、万里の長城に登るのかと思うと少々気が重い。
グロリアプラザホテルのロビー

2-2 グロリアプラザホテルのロビー

 今回のツアーで宿泊したホテルは4つ星ホテルで、いずれもきれいだった。食事が美味しかったのはこのグロリアプラザで、応対が良かったのが西安の唐華賓館。上海賓館はやや難あり(詳しくは上海編で)。
定陵へ行く途中

2-3 定陵へ行く途中

 この日の予定は、午前中は明の十三陵へ行き、午後から万里の長城である。途中まで高速道路を走り、明の十三陵へ分かれて行くあたりで撮った写真である。何の像かわからないが、この日はここを4回ほど通った。雨は小降りになっている。
定陵入り口

2-4 定陵入り口

 明の十三陵の中の一つである定陵の入り口である。十三陵の中では長陵が最も大きいが、この定陵は地下宮殿に入ることができる。ここに着いた時、雨は止んでいた。
定陵説明図

2-5 定陵説明図

 地下宮殿は奥の丸い山の下、地下20mのところにある。円形の城壁のようなところを歩いて、向こう側から入り、明楼(最も大きな建物)の前に出て来る。明の陵墓は、みな形が前方後円墳みたいで面白い。
有料トイレ

2-6 有料トイレ

 地下宮殿に向かう前に、トイレに立寄る。最初に0.5元(約8円)の券を買い、入り口で券を渡して中に入る。旅行中、無料のところや1元するところなどいろいろあった。
地下宮殿へ向かう

2-7 地下宮殿へ向かう

 円形の山を囲む城壁のような通路を歩いているところ。かなりの距離を歩く。
昭陵?

2-8 昭陵?

 明の十三陵は数Kmの範囲に密集しているので、高台からは付近の陵墓が見える。ここに見えるのは、恐らく昭陵であろう。
 地下宮殿の内部は撮影禁止なので写真は撮れなかったが、石の壁で囲まれたがらんとした感じのところだった。宝物等は、運び出されて他の場所で保管しているそうだ。降りる階段が長く、ひどい混雑で落ち着いて見られる状態ではなかった。
明楼

2-9 明楼

 地下宮殿から明楼の前に出てきたところ。
出店

2-10 出店

 定陵内の出店である。凧や巨大な扇子など、あまり役にたちそうもないものが多い。ここでは何も買わなかった。
土産物店

2-11 土産物店

 昼食を食べた店。ここの2階は観光客向けの巨大なレストランになっている(もちろん、中華料理)。ビールの大瓶が1本5元(80円)で、旅行中で一番安かった(高い方は上海の空港近くのホテルで350mlで50元)。店内には両面刺繍、硯と筆、印鑑などを始めとし代表的な中国土産が揃っている。
万里の長城:男坂

2-12 万里の長城:男坂

 いよいよ万里の長城へやって来た。八達嶺の万里の長城は左側が急な男坂、右側がやや緩やかな女坂となっている。この写真は男坂の方だが、実際に登ったのは女坂である。こうして写真を眺めてみると、万里の長城を歩くという行為は、山登りに他ならないことがわかる。
射的屋

2-13 射的屋

 途中には射的屋(?)がいて、10元(160円)出すと5本、城外の的に向けて矢を射ることができる。なかなか当たらない。このほか、客をラクダに乗せる商売などもあったようだ。完全に晴れた(^_^)。
ルックJTB中国フォトコンテスト入選作
「一日国境守備隊」 (by Tm.Watanabe)
大混雑の長城

2-14 大混雑の長城

 メーデーで中国人も多く長城の上は大混雑だった。落ち着いて記念写真を撮るのも難しい。
とん台内部

2-15 とん台内部

 とん台内部(とんの字が出ない)である。本来は途中(出っ張りのあるあたり)に床があって2階になっているのではないかと思うが、良くはわからない。
万里の長城:女坂

2-16 万里の長城:女坂

 帰りがけに、女坂を振り返ったところ。まっすぐに行った一番上のところまで登ったのだが、当然のことながら長城は左の方へず〜っと続いている。
北京ダック

2-17 北京ダック

 夜は北京ダックを食べてから、天橋楽を楽しむ。しかし、本場北京の北京ダックも、とびきりうまいということはなかった。
天橋楽1

2-18 天橋楽1

 天橋楽は地名である。ここで、京劇のさわり的なものから、雑技、曲芸、演芸などを観ることができる。これは京劇の一種だと思う。
天橋楽2

2-19 天橋楽2

 こちらは中国漫才らしいが、理解不能。他に、小鳥のさえずりの声帯模写など10種類ほどの出し物があった。
ホテル室内

2-20 ホテル室内

 中国と言っても、ホテルの室内は欧米のシティホテルと同じである。ただ、残念ながらテレビは壊れていて映らなかった。
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